活性酸素とは、文字通り、活性化された酸素のことで、空気中にある酸素分子より反応性が高く、酸化力の強い酸素を言います。空気中の酸素は安定していますが、活性酸素はマイナスの電子を持っていて不安定なため、安定しようとプラスの電子を持ったものと反応しようとします。つまり、相手のプラス電子を引っこ抜いてしまうわけで、体内においては健康な細胞を傷つけてしまうことになります。その結果、健康に害を及ぼしたり、老化を早めることになるわけです。活性酸素は酸素から生成される過程の違いから、「スーパーオキシドラジカル」「ヒドロキシラジカル」「一重項酸素」「過酸化水素」の4つの種類に分類でき、それぞれ異なる性質を持っています。スーパーオキシドラジカルは、一番多く発生する活性酸素で、たんぱく質、炭水化物、脂質をエネルギーに変えるときに発生します。ヒドロキシラジカルは、生活習慣病や癌を引き起こす、4種類の中では最も毒性が強い物質です。過酸化水素が細胞内の鉄分や銅などの金属イオンと反応して発生します。一重項酸素は、強い酸化力をもち、皮膚や目に障害を起こし、しみ・シワ・ソバカスの原因にもなる美容の敵です。紫外線を繰り返し浴びると、皮膚の細胞で大量に発生します。過酸化水素は、スーパーオキシドラジカルが水と反応して発生し、毒性の強いヒドロキシラジカルを生成します。これはオキシドールとも呼ばれ、消毒や殺菌に利用されています。 活性酸素は、動物が生命活動をしていれば、必ず体内に発生するため、健康と美容のためには活性酸素対策が重要となってきますー